すっかり雪もとけ、りんご畑にも春がやってきました。
ここ津軽では、まだ、梅も桃も桜も咲いていません。もちろん、りんごの花も。
今咲いているのは、福寿草・フキノトウ・雪割り草・水仙、くらいです。
津軽の春は、これからが本番です。
さて、畑には、雪解けとともに顔を出す、しのべ(ぎしぎし)がすっかり大きくなっていました。この雑草の芽は、ツルツルしていてジュンサイに似た、食べやすくおいしい野草ですが、大きくなると食べないので、結局りんご畑では邪魔者扱いです。
このしのべは、夏になると大きく葉を繁らせて、畑一面を覆い尽くす勢いです。当農園では、こまめに草刈りをしてしのべと葛藤しています。
そんなしのべを足元に見つつ、秋に植えたりんごの苗木の簡易雪囲いを外してきました。
1年木2年木のりんごの木は細くてかんたんに折れてしまいます。そこで、枝が雪で折れないように、ぐるりと縄で枝を縛りあげておきました。
こんな風に枝をまとめて、添え木にくくりつけておきます。この青い縄をほどいてあげました。
根元の少し上は、ガッツリとネズミにかじられていますが、なんとか、生きているようです。もう少ししたら、芽が膨らんでくるはず。
近くの成木は、花芽が大きく膨らんできていました。少々画像はぼけていますが、ぷっくり膨らんでいるのが見えます。
今年もおいしいりんごがなりますように!