吉ざえもん農園りんご栽培の理念


吉ざえもん農園は、下記に基づいてりんごを作っています。

  • 葉取らず栽培でツル廻しすること
  • 化学肥料・有機肥料を使わず除草剤を使わないこと
  • まるかじり条例を遵守すること
  • 摘果作業はすべて手作業で行うこと
  • 樹上完熟、樹上選別すること

 

葉取らず栽培でツル廻しすること

ツル廻し後20150930【葉取らず栽培】とは、葉っぱをむしらない栽培方法です。
一般的なりんご栽培において、りんごの実が大きくなる秋は、りんごの周りの葉っぱを取って、りんごによく日が当たるようにします。
吉ざえもん農園では、りんごの栄養分を作り出すために光合成を行う葉っぱを取りません。葉っぱが黄色くなり役目を終えるまで、りんごの役に立ってもらいます。
その代わり、日が当たりにくくなるため、【ツル廻し】という作業をして、1個1個りんごの角度を変えて、日に当たるようにしてあげます。そのため、吉ざえもん農園のりんごは、葉取らず栽培ながらも真っ赤なりんごが大半です。

 

化学肥料・有機肥料を使わず除草剤を使わないこと

20150709草刈り吉ざえもん農園では、25年以上(2013年時点)に渡り、化学肥料を使っていません。いわゆる、無施肥です。有機肥料も入れていません。(※1)
化学肥料をいれると、りんごは大きくなりますが、味が単調になり、水っぽい甘味のりんごになります。肥料を入れないことで、りんごの木がしっかりと大地に根を張り、必死に養分を吸い上げます。
その畑に入る肥料といえるものは、年に数回刈る、りんご畑に生える雑草をそのまま土へ返したものです。
吉ざえもん農園では、草刈りした草と選定したりんごの枝の灰、落ちてネズミにかじられたりんごたち、秋に紅葉して落ちたりんごの葉っぱが、畑の肥やしとして活躍しています。
りんごの木のちからと、畑の土のちからが、そのままりんごの味に繋がっていきます。
(※1:実をつけない苗木にのみ、有機肥料を年1回入れています)

 

まるかじり条例を遵守すること

虫食いりんご20140725吉ざえもん農園では、独自に農薬散布しておりません。「下常海橋みどり共同防除組合」に所属し、一任して農薬散布をお願いしています。というのも、【板柳町まるかじり条例】を遵守するためでもあります。また、地域で病害虫が発生するのを防ぐ目的もあります。
年間の散布計画に基づき、きちんと履歴を残すことで、トレーサビリティを担保しております。
できる限り、農薬を使わない方向を目指していきます。

 

 

摘果作業はすべて手作業で行うこと

20140511_りんごの花開花吉ざえもん農園では摘果剤は使っておりません。摘果剤を使うと省労力なのですが、除草剤や化学肥料同様、あまり畑にいろいろと撒きたくありません。それは全部、りんごの味へと繋がっていると思うからです。人間の口に入るものは、できる限り自然のものであってほしいと、個人的にも思うからです。

 

 

 

樹上完熟、樹上選別すること

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吉ざえもん農園では、完熟したりんごだけを収穫します。市場では、完熟りんごは日持ちしないため敬遠されるのですが、やはり、食べて美味しいりんごをお届けしたい、という思いから、樹上完熟したりんごを樹上選別して収穫しております。そのため、ほとんど市場へは出荷せず、産地直送でお届けしております。
特に、葉取らずサンフジにおいては、初雪が降るまで樹上でじっくり完熟させてから収穫します。このサンフジを吉ざえもん農園では【雪会いりんご】と名づけて、ブランド化しております。