りんごを対面販売していると、「糖度どのくらい?」という質問がよく飛んでくるので、糖度計を購入してみました。
糖度だけじゃおいしさの基準ではないことは、私自身も重々承知しているんですけどね。
りんごは酸味と甘味のバランス、香り、味の深みで決まると思っているので。
と言っても、実際にどのくらいの数値なのか分からずには対応もできないので、理科の実験よろしく、で計測してみました。
もちろん、計測するのは吉ざえもん農園の葉取らず栽培のりんごたちです。
■紅玉
左側の【漆黒紅玉】は糖度15度、右側の【普通の紅玉】は糖度14度でした。
■フジ
左側15.5度、右側15度でした。右側はあんまり色が乗っていないのでそんなに甘くないだろうなぁと思いましたけど、ちゃんと黄色く熟していたので、そこそこ糖度が出てます。
枝にぶつかってキズだらけだったフジを計測してみました。これ、11/19に収穫したものです。
上記写真、記念に撮りました。糖度18度超え、18.6度です。
これからもう数個計測して、吉ざえもん農園の葉取らずフジがどのくらいの糖度か、平均を出してみようと思います。
それから、初雪後に収穫する雪会いりんごの糖度も。
糖度、調べると面白いですね。
よく【蜜入りりんご】ともてはやされますが、その蜜部分だけ計測すると、同じりんごでも、黄色い普通の果肉部分よりも1度は低いんですよね。やっぱり蜜自体はそんなにおいしくないという体験に基づく結論を数値が裏付けてくれました(笑)
ちなみに、吉ざえもん農園のりんごジュースも計測してみました。
雪会いりんごジュースは糖度14度でした。
紅玉しぼりは糖度13度でした。