りんごの完熟度を見分ける簡単な方法を伝授いたします。
おいしいりんごか、おいしくないりんごか、の見分け方ではありません、念のため。
この写真のりんご、同じ品種(ジョナゴールド)で同じ木から同じ日に収穫したものです。
わかりやすくするために、この2個を選びました。
さて、どちらが完熟度が高いのでしょうか・・・。
よく、クンカクンカ匂いを嗅いでりんごを見分ける方がいますが、私には、ソレ、無理です。匂いで完熟度は判断つきません・・・。
重さを比べて見分けるのも一理ありますが、それは難有りです。
形で見分けるにも、この写真では無理です。
で、どこで見分けるか・・・。
それは、「色」です。
なんだ、やっぱり「色」なのか!と早合点しないでくださいね。
「色」は色でも、「赤」を見ているわけではありません。
「黄色」いかどうかを見ています。
りんごは熟してくると、皮が黄色くなります。
王林などの「黄色い」りんごの品種を見ればわかります。
「赤く」なくても熟しています。
それがわかりやすいのが、りんごのお尻です。
右側のりんごの花止まり周辺が黄色いの、わかりますか?
左側のりんごの花止まり周辺は青い(緑)です。
吉ざえもん農園では、りんごのお尻にも色がよく付くように使われる反射シートを使っていません。
ひたすら樹上完熟で、寒暖差とツル廻しとお日様のちからで赤くしています。(葉っぱは取っていません、葉取らず栽培です)
反射シートを使うと煩わしいというのもありますが、なにより、完熟かどうかを見極めるのが難しいから使いません。(赤い色がついていないよりはついている方がもちろん美味しいですよ。)
無理やり色をのせたりんごは、よく見るとどこかが青いです。ただし、そういう青いりんごは日持ちします(笑)
あ、たまに選果ミスで、混じることもあります。
その際には、、、、何卒ご了承ください。m(_ _)m