完熟りんごを樹上選別で収穫中

20151026樹上選別中 吉ざえもん農園の気まま日記
20151026樹上選別中

吉ざえもん農園では、紅玉の樹上選別による収穫の真っ最中です。
樹上選別、言うのは簡単ですが、やるのはとても気を使います。

基本的に、りんごは日がよく当たる枝から熟してきます。
それって、だいたい、木のてっぺんです。

通常の収穫は、ほとんどのりんごに色が充分ついたら、完熟か否かはあまり気にせずに、木ごとに収穫を片っ端からやっていきます。
まず、下枝から始めます。手の届く範囲のりんごを収穫し終えてから、おもむろにハシゴをかけて、木の上の部分のりんごを収穫します。
そうすると、無駄なく、りんごを傷つけることなく、収穫できるからです。

ところが、樹上選別となると、手の届くエリアのりんごは、チェックするとまだちょっと早いので、どうしても、ハシゴで上の方のりんごを収穫することになります。

下枝に実っているりんごを傷つけないようにハシゴをりんごの枝の間に差し込み、かけます。

時々、りんごに「ゴツッ」とハシゴの足がぶつかります・・・。
ええ、気をつけているんですけど・・・。

そうしてどうにかこうにかハシゴをかけると、実ったりんごと枝の隙間に身体と手篭を突っ込み、まるで蛇のようにしてハシゴにへばり付きながら登って行きます。

で、頭を上げると、また「ゴツッ」とりんごにぶつかって、落としたり、、、してます。
ええ、気をつけているんですけど・・・。

そうして、上の完熟りんごを収穫し終えて、ハシゴを降りるとき、また蛇のようにへばり付きながら、今度はりんご満載の手篭を慎重に持って降りるのです。

で、ハシゴを踏み外して、、、落ちたりしてます。
ええ、気をつけているんですけど・・・。

毎回、この時期になると、「もうちょっと体が薄くならないかなぁ」と無茶なことを考えるのです・・・。

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