ジョナゴールド最後の収穫&選果

20151025丸葉のジョナゴールド 吉ざえもん農園の気まま日記
20151025丸葉のジョナゴールド

吉ざえもん農園のりんごの木は、今は大半が「矮化」栽培になっていて、昔ながらの丸葉台のりんごの木(ふくろうが巣を作るような大きなりんごの木)は数本しか残っていません。

そんな数本のひとつにジョナゴールドが1本あるのですが、本日、雨の合間の夕方に収穫してきました。

このジョナゴールドが曲者でして、なかなか赤くなってくれないのです。そのくせ、しっかりと全体が赤くなるまで樹上に置くと油上がりし始める。かといって、ちょっと早く収穫すると酸味が強い、じゃあと、樹上選別して収穫すると、残した実が落ちてくる・・・。

たぶん、吉ざえもん農園で一番ひねくれたりんごの木だと思います。

さて、そのひねくれたジョナゴールドを収穫し、3つのレベルに分けたのが下記の写真3枚です。

1枚目が「上実」と呼ぶ一番いいレベルです。
全体に赤くなり、傷がないものです。収量が多い品種は、これを更に「大玉」「中玉」「小玉」に分けます。

注文いただいてお届けしているりんごは、このレベルのりんごを大きさ混ぜてお届けしております。(紅玉だけは25玉サイズのみお届けしております)

20151025最後のジョナゴールド「上」

20151025最後のジョナゴールド「上実」

 

2枚目、「ハネ」と呼ぶレベルのりんごです。
これは、「上実」レベルなのに少々傷がついている、シブがある、色のりが若干悪い、というりんごが入る箱です。食べて美味しいりんごですが、見た目が悪いりんごです。

このレベルのりんごを使って、吉ざえもん農園の「雪会いりんごジュース」を搾っています。ちなみに、ジョナゴールドは1割くらい入っています。

20151025最後のジョナゴールド「ハネ」

20151025最後のジョナゴールド「ハネ」

 

3枚目、もぎ実ですがりんごの最終地「加工業者(ジャム)」さんの所へ持っていくりんごです。生で食べてもおいしくないりんごや、大きな傷が付いたりんごを入れています。

落実とともに、加工業者さんに持ち込みます。

20151025最後のジョナゴールド「最終地行き」

20151025最後のジョナゴールド「ジャム(最終地行き)」

 

さて、このひねくれたジョナゴールドからは、もぎ実が4箱半収穫できました。
内訳は「上実」半箱、「ハネ」3箱、「ジャム」1箱でした。それと、落実1箱です。

りんごって勝率悪いなぁと、今年はつくづく思います(笑)

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