木守りのりんご

20151130木守り 吉ざえもん農園の気まま日記
20151130木守り

収穫がほかのりんご畑よりも2~4週間遅い吉ざえもん農園ですが、ぼちぼち収穫完了が見えてきました。

この時期、りんご畑のりんごの木には、ポツンと残ったりんごがあります。
これは「木守り」と言って、今年の収穫に感謝しつつ、小鳥たちの冬の食料の足しにと残しているものです。
「キモリ」「キマモリ」と呼んでいます。

普通は1個残すものなのですが、なぜか吉ざえもん農園では必ず数個残してあります。

しかも、てっぺんじゃない部分にも。

写真を見てもらうとわかりますが、小鳥さんが突っついた跡が見えるでしょうか。
つまり、木守りりんごと小鳥さんが突っついてマークを付けたりんごを残しています。

この時期、収穫の遅い吉ざえもん農園には、ほかのりんご畑にいた小鳥も群がっています。
ええ、おいしく完熟したりんごを狙って(笑)
おかげで、2週間前にはきれいなキズ無しりんごだったのが、今の収穫の時期にはすっかり小鳥さんのご飯に・・・。

特に、大きくて見栄えの良い真っ赤なりんごから食べてくれます・・・。

初雪が降るまで樹上完熟させておくデメリットの一つです。
ですけど、おいしいりんごを収穫するには必要な無駄です。
その一方でメリットもあります。
葉が落ちてからも、りんごの木はりんごのために頑張ってくれています。
りんごは11月初旬から一回り大きくなっています。とは言いつつ、大きく赤くなったりんごは半分の確率で小鳥さんのご飯になっていますけどね(笑)

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