吉ざえもん農園では、全てのりんごの品種を葉取らず栽培で作っています。
そのため、この時期、りんごの畑はりんごの黄色い葉っぱで敷き詰められそうな勢いです。
おまけに、黄色くなってお役御免となった葉っぱを、人為的に枝から落としながらツル廻し(葉っぱの陰で日が当たらない部分を日に当てるためにりんごの向きを変える作業)しているので、ツル廻ししたりんごの木の下は真っ黄色です。
1本のりんごの木から、このくらいの葉っぱが落ちてきます。(まだ上には葉っぱついていますけどね)
これがひと冬越して、春にはりんごの栄養分として活躍してくれるはずです。
吉ざえもん農園のフジの葉っぱは、最後の最後までりんごに栄養分を供給し続けるので、りんごが完熟に近づくにつれて色付き、こうして散っていきます。初雪が降り、りんごの収穫が終わる頃には、すっかり葉っぱが散って冬支度終了になります。